DIARY

1998年07月 小川とポスペと結核未遂

1998/07/02

最近たまらなく嫌なもの。

・ものすごく眠くなって、既にチャット状態になってる掲示板に「もう寝まーす!」と書きこんだ後の己の目のさえっぷり。

・そして明け方、「実はまだ起きてる。えへ」などと自虐まじりに書きこむ自分。

1998/07/03

理由はなくともはしゃいでこうぜ!

というのが最近の指針だ。
踊るアホウに見るアホウ、俺に言わせりゃどっちもアホじゃん。なんて醒めたことを言うのはヤメにして。はしゃごうぜ、やみくもに。無意味でもいいじゃん!そこには無意味という意味があるんだから!

──と、心にもないことを言ってみるのが最近のマイブームです。

物事のうわべしか見ることのできない愚かな者に、本気にされちゃうかもしれないリスクを背負いつつ、心にもないことをほざくのさ。
単なる嘘つきって話もあるが。「物は言いよう」って言葉もあるじゃん。

1998/07/03

出勤前にデパートに寄って、スーツを購入。いつものように試着もせずに、即断即決即買だ。

だが、購入後に着てみたところ、スカート丈が異常に短いことが判明した。もうハンパな短さじゃねえの。ほとんどセーラームーン状態。ちょい前かがみになっただけでパンツ全開。キャバクラの制服かっての。これで上にキャミ着たら犯罪に近いな。少なくとも、ハタチ過ぎたらしてはいけない格好トップテン入りはまぬがれないだろう。

試着をしないばっかりに、こういうミスは度々起こる。私にとって買い物はギャンブル。だったら試着しろよ、と思われるかもしれないが、ヒトミシリの私は店員に話しかけるのも話かけられるのも嫌なのさ。モノを物色中、背後から店員が忍び寄る気配を感じると「俺の後ろに立つんじゃねえ!」と心の中で絶叫するほどの、ちょっぴり対人恐怖症ぎみのわ・た・し。

1998/07/04

ただいまんこ。
久々に電車にいっぱい乗って、全身だるだるの私です。

今日はサチさんと菜摘ひかるさんにお会いしてきたですよ。ついに。つーいーにーっ。オフ会ってやつですかこれ。オフライン会議ですかこれが。
もうめちゃくちゃ緊張して頭くらくらでしたよ。泡吹いて倒れるかと思ってしまいました。なので詳細はあんまし覚えてなかったりします。すんません。

でも、おふたりとも想像通りの人達で、なんだかほっとしました。
特にサチさんはもうどっから見てもサチさん。一挙一動までサチさん。言動もそのまんま。うわあ本物だあって感じでした。感動。

今日はビール飲みながら、目前でキックボクシング見たんですがね、私ってやっぱりどっかおかしいんでしょうか。プロレスとかボクシングとか人様が殴り合ってるのを見てると、だんだん恍惚としてきて「殺れ。殺れ。殺れ。」とか頭の中でヘンな電波が飛び交ってしまうんですよ。身体に流れるSの血が騒ぐっていうか。
今回もひとり静かに脳味噌痺れてました。びりびり。あああ気持ち良かった。

本日お勉強してきたことは、人を見かけで判断しちゃイカンっつーことです。
だってひかるさんもサチさんも、見た目ぜんぜんフツーの人でさあ。騙されますよほんとに。こんなフツーな人達が、腹ん中ではあれやこれやと深ーいコトを考えてるなんて、まったく人間てやつぁーあなどれないです。
私もよく「何も考えてなさそう」とか言われますので。「ぼーっとしてる」「常にダルそう」とかも。あ、これは正解か。

──小川菜摘。すげえ昔っから言われるんですけど、どんなツラか見たことないです。気になる。

1998/07/05

すっかりノーブラづいてる最近の私。

日頃「寄せ上げ」系を愛用してるんだけど、「寄せ上げ」系ってのは同サイズでもアンダーがキツメに作られてるらしくて、普通にしてる分には問題なくても、昼寝したり、寝転がってだらだらする時に、どうも苦しくてしょーがない。

心地よいまどろみの途中、肋骨あたりにたまらないウザさを感じて目が覚めたこと数知れず。うち、ストラップレスなのをいいことに、半覚醒状態のままホックを外し「うがあ!」と投げ捨てたこと数回。

なので、この際もう最初からしないことに決めた。したらもう眠れる眠れる。従業員に名前呼ばれても気づかないほど熟睡できるじゃん。しかも楽ちん。

寄せ上げなんて卑怯な手は使わずに、これからは実力で勝負。
でも突起には要注意だ。思春期の男子並みにちょっとしたことで勃つので、薄手の服は控えようと思う今日この頃。

1998/07/08

家を出る時、フト郵便受けを見ると、なにやら重量感のある郵便物が届いていた。なんだ?と思って取り出してみると、書籍小包。

一瞬、知り合いの同人女が、また自作のやおい本でも送りつけてきたのかと思ったが、違った。

……サチさんからじゃん。

な、なになに?何事?あっ、もしかしてサチさんが描いたっつーホモ漫画?(やおい本という発想が抜けてないらしい)うっわあそいつは見てみてえや!と、期待に胸弾ませながら開封してみると、中からはハードカバーの書籍が。

『小川菜摘が初めて語る
うちの家族の泣き笑いエッセイ』

──小川かい。

うっわー騙されたよ。すっかり。つーか勝手に勘違いしてたんだけど。でも「泣き笑い」っつーのはどうもなあ。せめて「爆笑」とか。「失笑」でもいいんだけど。「涙アリ笑いアリ」なんて、アタシの一番苦手なタイプじゃん☆

こみ上げる笑いを堪えながら表紙を開くと、そこにはかなり怪しい『直筆サイン』が。……や、やられた。

いやもう笑わせて頂きました。朝イチから。つっても昼過ぎだったけど。でも、本そのものより、同封されていた「自主制作ぅ!」といった感じのアヤシイ便箋の方がツボにきました。かなり。腹いてえ。

お礼に今度、高校時代に友人と描いた、失笑確実のドラクエⅣのパロ漫画のコピーでも送りつけたいと思います☆問答無用で。

1998/07/09

とにかく眠いよここ最近。こんなミスも眠気のなせるワザだな。生理前の眠気に勝つ術なし、といったところか。
予定ではあと2、3日なんだけど……あと最低2日はこの眠気に翻弄されなくてはならないのか。辛い。

ところで次の生休はマトモに取れるのカナ?前回はまんまとポシャったけど。つーか休ませろよ生理日くらい!!ほんとに風俗店なのかここは。だんだん自信なくなってきたぞ。
何でそこまで隷属してんだおまえ?と思われるだろうが、だって干されたくないんだもーん。大人しく言うこと聞いておいた方が得なんだもーん。

最近じゃあ「辞めたい」っつー気持ちより、「この店の行く末を見届けたい」って気持ちの方がでかかったりする。単にめんどくさいだけってのもあるけど。当然。

他人事だと思って見てると、かなり面白いです今の店。今日なんて、2人しか出勤してないのに、私「お茶」。デンワ5回くらいしか鳴らねえの。なんか一つ通り越して笑っちゃいます。

雰囲気的には、高3の3学期みたいな感じだな。ってもう終わっちゃうじゃん!それ以前に高3の3学期なんか経験してないんだけど私。2年の夏にフェイドアウトしちゃったしな。さらば青春の光~♪

1998/07/10

出勤前、駅前の雑貨屋にて、自宅においての戦闘服(ぱじゃま)を物色。
そこで1980円という安さにつられて購入したのが、ベビードール。

ベビードールと言っても、今回入手したものは、スケスケでエロエロないかにもソレ目的にデザインされたものではなく、あくまで部屋着っぽいカジュアルテイストのもの。
ピンクのチェック柄に、ふりふりの裾、レースのついたパフスリーブに胸元には小さいリボン、おまけに同柄のヘアバンド付き。これでもかといわんばかりにラブリーさを前面に押し出している。
──おっと、心配ご無用。当然ギャグとして購入したのさ。大丈夫、マジじゃない。

おうちに帰ってさっそく着替え、ふりふりピンク魔人になった自分の姿を鏡に映し「うわあ、キャラ間違ってる!間違ってるよ自分!」と激しくツッコミつつ、一人笑い続けたわたくしでございました。楽しいかって?ああ楽しいとも。

自分の姿にここまで笑ったのは、以前友人宅で、着るともれなくピングーになれる「ピングーパジャマ」を着用した時以来だ。あれも笑った。
しかもその後、友人が仕事のことで真面目な相談してくるしさ。私ピングーなのに。私もマジに答えてるしさ。ピングーのまま。シュールな一夜だったね。

今夜はくまさんのぬいぐるみを抱っこして、パステルカラーの夢を見たいと思いましゅ。with寝煙草で。

1998/07/11

今日は待ちに待った生理予定日。
──なんだけど、昼過ぎに起きて、真っ先にぱんつを降ろして確認したところ、何の音沙汰もなし。がっくり。

だが、以前、出勤途中におっぱじまったこともあるので、車を運転中にも確認作業を怠らない(事故るぞ)。ギリギリまで希望は捨てちゃいかん。が、結局何事も起こらずに店に到着してしまった。しょんぼり。

落胆の色をアラワに出勤し、一人マジカルドロップ(プレステのゲーム)にいそしんでいると、仕事が入った。ロングコース。――嫌な予感。そういや、確か前にも、ロングコースでプレイ中に……。

予感的中。
来たよ。まんまと。途中で。
遅えんだよ!せめてあと2時間早く来いよ!それかあと半日遅らせるか!少しは気ィきかせろよ!おい子宮、てめえもしかしてワザとやってねえか?

でも来ちまったもんは仕方ないので、
「ごめん、股から血が出た。店に電話さして」
と、プレイを一時中断し、速攻で店に連絡を入れる。
「セーリきちゃいまちた。きょうはもうおちごと入れないでくだちゃい」って言うつもりだったんだが、
「あのー、セーリきちゃったんですけどー」
「えっ!──次、入ってるんですけど……どうしましょう」
どうしましょうって言われても。やるしかねえだろ、入っちまったもんは。
「わかりました。……もしかしてロングですか?」
「はい」
「……そう(がちゃん)」

超ブルー。

なんだよ……ここしばらく、連チャンなんかしたことないのに、こんな時に限ってこれかよ。いいやもう。入っちまったもんはしょうがないし。やるよ。やりますよ。でもそれ終わったら帰ろう。「おなかいたいでちゅう~。これじゃあぷれいできないでちゅう。おうちかえりたいよう」とか涙目で嘘ついて。生理痛なんて生まれてこのかた一度も経験したことねえけど。見よう見真似でなんとかなるだろ。

とにかくこのロング2本を片付けて、早退だ早退。ごめんねみんなー!私の分まで稼いでくれよー!

──しかしその後、さらにロングで指名。はめられてる。何かに。

結局ラストまでみっちり仕事して帰ってきまちた。メシ食う暇もなく。このやるせなさをどこへぶつければいいのだろう。

 

1998/07/12

私は何も知らない。

今何の選挙をしているのかも、投票はどこでするのかも知らない。そもそも「政治」って何なのかまったく知らない。

「野球」について何も知らない、と言えば「まあ女の子だからね」の一言で済まされるだろうが、「政治」について何も知らない、と言ったらどうなんだろう。

10代の頃、2、3歳年上の大学生が政治について語り出した時に「すげえなあ。大人だなあ」と感心したことがある。
もちろん話の内容なんてこれっぽっちも理解なんかしていなかったが、私の未知の分野ついて熱く語るその人の姿はとても「大人」に見えた。
この時私は、話についていけない自分をたいして恥とは思わず、「私も大人になれば、政治の話のひとつやふたつ、カマせるよーになるだろ」と考えていた。安易に。

「今は全然わかんなくても、大人になれば自然とわかるようになってくんじゃん?」

──大人になったけど、未だにわけわかんねーぞ。

思えば、私は全てに対して
「今はこうだけど、大人になればなんとかなるよ」
「ま、こうしてられるのも今のうちだけ。大人になれば……」
という安直な考え方をしていた。「未来依存」とでも言うのか。大人になった自分に対して、過剰な期待をしていた。

10代の頃の私は「大人」というものは立派で、あらゆる知識を持ち、しっかりした考えがあり、「現在の自分」より「はるかに優れた人間」であると信じていた。
20代の人間を見てもそう思っていたのだから、30代、40代は「偉人」、50代なんて「神」に近い存在だと思っていた。
なのに何だ。この状況は。あの頃と何も変わっちゃいねえ。あの頃?違う。自我の芽生え出した小学生当時と何ら変わってねえ。

「オトナ」になれば、自然と身につくことなんて何もない。

生きている時間を延ばしているだけで、「オトナ」になれるものだと思っていた。背や髪や爪が伸びるのと同じように。……大間違いだったらしい。

私が今現在、大人としての知識や教養に欠けているのは、大人になる努力を怠ってきたからだろう。何も知らないのは、知ろうとしなかったからに他ならない。

だからっつって、積極的に知ろうとはしない自分がここにいるんだけど。反省はしても反映はしない。意味ねえなー。
「知らない」自分に対して、未だに「恥」という感情が持てないことが一番マズイのかもしれないな。困ったねこれは。オトナのくせに。

オトナになりたい、などと一度も思ったことはないが、なれるものなら立派なオトナになりたかった。
「立派」というのが何なのか、わかんないけど。

1998/07/17

いよう、久しぶりだなおめえら!元気にしてたか?
私?私はもちろん空元気!生きてくのって本当に辛いよね!

ここ最近、私の中で「自分をしっかり見つめ直そう大会」が開催されている為、更新滞り気味です。

で、この「自分をしっかり見つめ直そう大会」なんだけど、開催後1週間経った今日、見つめ直したところで何も見えてこないことに気づきました。
なので、急遽「自分とちゃんと向き合おう大会」に変更。

でも向き合っても何も答えちゃくれません。このアマは。
仕方ないので、大会名を「自分てやつを見つけようぜ1998」に再度変更。

──見つかりません。

じゃ、「自分だらけの罵倒大会 in summer」でどうだろう。

おまえ一体何がしたいんだあ!ええ?お嬢ちゃんよう!なーにーが、やりたいのですかあなたは?甘ったれてんじゃないっつの。甘んじるなよ現状に。ぼけっとしてる場合じゃないでしょ?おい!聞いてるのか自分!おまえだよおまえ!答えろ今すぐ簡潔に!ぽやぽやぽやぽや生きてんじゃねえよ!見つめろ!自分を。未来を。この道の行く先を。目をこらしてよーく見てみやがれ!

……やっぱりこれが一番しっくりくるかな。何の解決にもなってない気がするけど、そのへんはまあ、追々ってことで。

1998/07/18

ここんとこ、遠い遠い系列店に「人員が足りない」っつー理由で応援に行かされたり、マトモに生理休みももらえなかったり、当然フツウの休みももらえなかったり、いきなりわけのわかんねえ撮影に行かされたり、店のわがままに振り回されっぱなしでちょっと涙目ぎみの私でした。

なんで自分の都合を犠牲にしてまで店の都合に合わせてやってんだおまえ。辞めたい辞めたいって言うだけで、ほんとにやめる気あんのかオラァ!他にも働ける店なんていっくらでもあるじゃねえか!とっとと面接行きやがれ!

──と、壮絶な「自分だらけの罵倒大会」を繰り広げてぐったりしてたんですがね。

出張先の店で客についたとたん、そんな陰鬱な気分はキレイサッパリ。どこ吹く風?っつー感じでした。リフレーッシュ!ってな具合。

最初に、期待に胸弾ませて、うきうきわくわくしている客の顔を見た瞬間に気持ちは切り替わったんだけど(プロやね)、一仕事終わった後、スッキリサッパリ・晴れ晴れとした顔で客が言ったヒトコトで世界はバラ色に。

「今日はすっごく楽しかったよ。ほんとにこんなの初めてだった」

じーん。
お世辞かもしれないけど。でも嬉しい。なんか「この言葉を聞くためだけに生きてるぜ俺はあっ」と、思わず胸にじんときたのでした。

その後も立て続けにがんがん仕事が入ったんだが、つく客つく客みんなイイ人。こっちもノリノリだったので、似たような言葉を何度か聞くこともできて。その度に舞い上がる私。単純。

サービス業ばっかしやってきたけど、職種が何であれ、「自分のサービス」をお客様に誉めていただけた時の嬉しさはたまりませんね。ほんとクセになります。

私が、人と関わるのが苦手なくせに接客業ばかりやってるのは、やっぱりどっかで他人と関わっていたいっつーのがあるからなんだけど。ほっとくとどーしても内側に向かってしまう精神のバランスをとるためにも、「深入りせずに他人と関われる」って状況が必要なんで。
その「深入りしない」浅い関係の中で、自分の何かを認めてもらえるってのはスゴイことだよな。よくよく考えてみると。深入りしたって認めてもらえないことだってあるのに。

私みたいな人間でも、誰かの役に立つことがある。たとえそれが性欲処理であったり、暗い欲望のはけ口であるとしても。嬉しいな嬉しいな。しかもそれで金まで貰える。楽しいな楽しいな。

「絶対また来るよ」って言ってくれた人達が、ほんとにまた来てくれるかもしれないので、もうしばらくこの店にいようっと。

1998/07/19

明日も遠~いお店に飛ばされるらしいぜ。いやっほう。

めんどくせえ……。そんなに人手足りないのかよ。別に行くのは構わないんだけど、がったんごっとん電車に乗るのがイヤなんだよ私は。ああだるい。想像しただけでだるくなってきた。

しかし新人入らないなあ。募集は常に出してるみたいだけど、最近全然面接やってる気配がないんだよな。どうにかならないかこの状況は。学生連中なんかはそろそろ夏休みに入るんじゃねえのー?ここらで軽~く稼いでみようとか思わねえのー?ボロイよー?マジで。新しい世界の扉を開こうよ。楽しいよ!たまに辛いけど(それも半端じゃなくね!)

ほんとに新人入ってくれねえかなあ。18~19くらいの、ぷりぷりの可愛い子。いいかげん辛いよ。おねーさんも。腰とか足とか。楽させておくれよ。

1998/07/20

そんなわけで遠~いお店に飛ばされてきました。いえーい。

すっげ忙しかったっすよ。マジで。だって女2人しかいないんだもん。ラストまでみっちり6本つかされた。それなのにさほど疲れていないのは、おそらく激しく手を抜いたせいだろう。

でも、故意に手抜きするつもりはなかったんだよう。ちゃああんと仕事する気はあったんだよう。けど客が総ハズレ。本気出しようがなかった。どうにもこうにも。鳴かず飛ばず。おまえらたっかいたっかいお金払って遊びに来てんだからよう、ちったあ楽しもうとか何か変わったことにもチャレンジしようとか、そういう意気込みはねえのか。困るんですよねお客さーん。ヘルスじゃねえんだからよう。このマグロ。死ね。

せっかく調子良かったのに、クソつまらん1日だった。ま、こんな日もあるわな。

ただ一つ、どうしようもなく悔しいのが、1度待機しに戻ってきた時に買ったうなぎ弁当。750円もしたうなぎ弁当。レンジで2分、チーンと鳴って「いただきまあす」とハシを手に取った瞬間、

「お客様入りました」

──うなぎ。あの、うなぎ食べたいんですけど私。
聞いたらショートコースだったので、また戻ってきてから食えばいいか、としぶしぶハシを置いたんだけども、その後延々連チャンし、結局ラストまで帰ってこれなかった私。
──うなぎ。750円もしたうなぎ。硬く冷たく、変わり果てた姿になってしまったうなぎ。もっかい加熱すりゃいいのかもしれんが、食ったら絶対終電に間に合わない。持って帰ろうにも、フタ捨てちゃってるし。……泣く泣くあきらめておうちに帰りました。アデュー、うなぎ。

今年はとことんうなぎに縁がないらしいな。何故だ。

1998/07/22

今日は、中出し記念日!

──さすがに笑えなかったよ。さすがにな。
グーで5発殴ったけど、それでもまだ気がすまない。
2度と会わねえぞ畜生!!

つーか具合悪いのに何やってんだ?>自分

1998/07/23

そういや、今日はせっかくのお休みだっつーのに、昼過ぎまで寝てましたね。いつものことですね。ああそうだよいつものことだよ。何も言うな。わかってるよ本人が一番。

夏はボーナスシーズンなので、風俗産業もかきいれ時。
去年は食中毒で半月以上潰れた私だが、今年はやるぜ!既にもうつぶれかけてるって噂もなきにしもあらずだが。こんなとこで潰れるわけにはいかねえよ。もう覚悟は決めました。これから8月まで、フル稼働で仕事に入ります。

そして潰れるのは9月。9月になったら仮病使って1、2ヶ月長期休暇を取る計画を立ててます。これはかなりマジ。病名も決定済み(お店には内緒だヨ!)。でも仮病じゃなくてもこのペースでいくと確実にソレになりそうな予感。そしたら笑ってくれ。

うまく休暇が取れたら、その期間はネットも断つぞ。そして旅に出る。自分探しの旅に(見つからない方に3万点)。

ほんとにどーなるかはわかんないけどね。実現させてえなあ。

1998/07/24

女装レズプレイに燃えた1日でした。40近いオヤジ相手に。でも、そのオヤジよりもオヤジらしい自分が少しだけ切なかったです。

「やめて、嫌っ」
「イヤ?イヤなの?ほんとにイヤなのか身体に聞いてみようか?」
「ああっ」
「へえー、これで嫌なんだ?おかしいわねえ、ココこんなにしてイヤだって言うの?」
「ああああああああっ!お姉様、許して!」
「うるさいよ。あんまりうるさいとその口塞ぐよ?それとも塞いで欲しいのは下の口か?ああ?」

──これで、ますます人間から離れていく……。 by ヴィンセント

1998/07/24 ぱーと2

マジ焦った。
PostPet』の開発をなさってる八谷様よりメールが届いていたのだ。

「著作権?知らね」ってなノリでこーんなのを載せてた私に対するお怒り&削除要請メールだと思い「うっわー、ついに来たかあっっ!」と血の気引きまくり。あああ見つかっちゃったあああどうしよう。ごめんなさいごめんなさい。悪気はなかったんです許してえええ。

……が、別に怒ってなかったみたい。削除もしないでいいみたい。
ふう焦った。なんだよびっくりしちゃったよオイ。寿命が2ミリくらい縮んだよ。時間に換算すると2日分くらい(たいしたことない)。シャレのわかる人で助かったぜ。訴えられるかと思っちゃったもんな。

まさか開発者の方々に発見されていたとは思いもよりませんでした。ほんと申し訳ないです。エゲツなくて。でもポスペ大好きです。WIN98は別にいらないけどポスペ1.5は死んでも買います。そこのおまえも買えよ!そして私にペットでメールを出すんだ。いいかわかったな。(最近ウチのタカヤちゃん、暇ぶっこいてて困ってます。誰か遊んで)

──しかしどっからバレたんだろう。つーか誰だチクった奴は。内緒にしてねって言ったのに。

1998/07/25

いやあまいった。ここ数日、やたらヘンな咳が出てたんだけど、その咳のせいで昨夜はとうとう一晩中寝られないでやんの。うとうとすると、肺に咳がつまって目が覚めるの繰り返し。で、明け方、いったん寝るのを諦めて、↑のヤツを書いて時間潰し。

フト時計を見たら、ちょうど病院が開く時間だったんで、行って咳止めの薬を貰ってくることにした。どうせ煙草の吸いすぎが原因だろうけど、寝られないってのはツライからな。

待合室にて、またいつものようにジジババ連中に精気吸われて余計にグッタリする私。慣れねえ・・・・・・どうしても慣れねえ。病院特有のこの匂いとこの空気だけは。「毒気にあてられる」ような感じでどんどこ気分が暗くなる。そして具合も悪くなる。途中、マジで

「具合悪くなったんで帰ります」

って言って診察券返してもらおうかと思い立つ。が、「おまえ具合悪いから病院にいるんだろ」ともう1人の自分につっこまれ、しぶしぶ我慢することに。

2時間近く待たされて、よーやく診察。待合室の壁にかかった鏡を見ると、既に死人に近いツラ構えになっている。まずい。「死にかけてる」とか思われて、なんか大袈裟な診察されたらどうしよう。

……と、思っていたら予感的中。
すぱすぱ血ィ抜かれるわレントゲン撮られるわ呼吸器つけられるわピシピシ注射打たれるわ、他にもイロイロやられたけどよく覚えてないわで、まるで実験動物にでもなった気分で言われるままのなすがまま。
病院のあちこちをくるくる回されて、よーやく解放されたと思ったら、結果が出るまでまた延々待たされる。うおお。おうち帰りたいよう。たばこ吸いたいよう。おなか減ったよう。何だよもう。おくすりが欲しかっただけなのに。

んで、午後になってよーやく出ました。結果が。死にかけ通り越して腐りかけてたけどね。かなりね。まあいいや。ちゃっちゃと聞いてちゃっちゃと帰ろう。
そいじゃ診断結果発表~。

医者「結核気味ですね」

──はい?結核?「気味」ってナニ「気味」って。それってやばいの?死ぬの?ねえねえ俺死ぬの?

「いや、結核気味ってことで、完全に結核になりきってはないんだけどね。こじらすとなるよ」

あ、なーんだ。よーするに結核未遂ってこと?じゃあ問題ないんじゃん。なんだよなんだよ脅かしやがって!とすっかり安心していると、医者はキラリと目を光らせてこう言った。

「こじらすと本物の結核になるからね。結核になったら隔離だよ隔離。1年は休まないとだめだからね。気を抜いたら駄目だよ」

……こ、怖え。結核って怖え!
隔離?ってそれ病原菌扱いってこと?俺ごと?1年も?ひでえよそれ、あんまりだよ。その1年間、毎月引き落とされる私のカードの支払いは誰がするの?うっわ怖え!

つーわけで現在「結核気味」「結核未遂」「結核っぽいって感じ?」「結核?みたいな?」「友達以上結核未満」ってな感じらしいよ私ってば。よくわかんないけど。なんだか面白いことになってるねえこの体。何事だ。

せっかく9月に大病患う予定立ててたのに(仮病として)、タイミング悪すぎだ。これを前フリにするわけにはいかねえよな。ちっと時期が早すぎだもんな。くっそう、今が8月だったらナ~イスタイミング!ウェルカム結核!オーイエー!!って感じだったのにな。惜しいことをした。こんなインパクトある病名を(未遂だけど)。

それにしても、やっぱ7・8・9月って私にとっては鬼門なんだなあ。昔っからこの時期よく潰れてたもんなあ。バイオリズムか?

1998/07/27

リンクをいくつか追加。

特筆すべきは、やっぱ真希さんとこでしょう。
過去に何度かこのページにも出てきていた、マッキントッシャーK子さんこと真希さんのページ。最近ようやく閲覧許可が下りたんで、にやにやしながら見に行ったんだが、いやもうエロだよエロ。正統派アダルトサイト。やられたね。しかも更新無茶苦茶マメっす(まるで初期の私を見ているようだ)。

ほとんど毎日会ってるので、ややネタかぶることもあったりなかったり……いや、エロコラムでは思いっきりカブってたネタがいくつもあって、私的にはまいっちんぐでした(しかもよそんちで書いたヤツだったんで特に。パクったんじゃないよ!頼む、信じてくれ、俺はパクってない!)

てなわけでコンゴ トモ ヨロシク……。

ビジュアルバンド考前のページ

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