FF11

【FF11】vol.35 シーフよこだま猛特訓

レベルキャップももう目前。でも、急いで上げる必要もないので、メインの黒はじっくりコトコト育てていくことにして、しばらく他ジョブで遊んでみようかなーと思ってます。……ブラクロ買っちゃったけど。むしろ買ったから気が済んじゃったっていう気もするけど。まー、だらだら遊んでるうちに、魔法の取得難易度が多少なりとも下がればいいかな、と。

そんなわけで、長いこと30で放置していたシーフをぼちぼち上げてみることにしました。
シーフ上げる=短剣スキル上がる=メインでエナジースティール使えてべんり、っつうメリットもあるし。エナジースティール覚えるまでにはレベル49まで上げなきゃならんけど、が、がんばる。ちなみに現在の短剣スキルは138。……メインでスキル上げに参加した方が早い、ような気もするけどまあいいや。

しかし、私がシーフを上げたのはもうかれこれ半年以上も前。それも、通常、盾役の後ろから入れる「不意だま」を、盾役の横から入れる「よこだま」という画期的なテクニックが普及される以前の話。今ではシーフの必須テクニックとされている「よこだま」。「よこだま」のできないシーフなんて、タゲ固定のできないナイトと同じで、クソみたいなもの。まずこれを修得しないことにはお話にならない。

そんなわけでレッツ特訓!
ちょうど近いレベルのナイトさんがLSにいて、ちょうど近いレベルの白さんと2人でおでかけすると言うので、無理矢理ついて行って練習させていただくことにします。レッツ寄生!

「たしかみんな、こんな感じでやってたよなー」と、今まで見てきたシーフの立ち位置を真似てやってみる。……クリティカル出たけど。これでいいの?こんな感じなの?あってる?……あ、でも今、ちらっとゴブがこっち見た!「てめ、だましが入ってねえぞ」って目でこっち見た!えー。じゃあこれはー?って、わあ!殴られた!モロに殴られたよ!不意しか入ってねえ!

成功しやしねえよこん畜生。

いろいろ位置取りかえてやってみるが、「不意打ちしか入らない」「だまし討ちしか入らない」あげく「不意打ち・だまし討ちともに入らない」なんてことも。な、なんだこれ。難しいよ?意外と難しいよ?盾役との距離感も、後衛として外から見てるのと、戦闘体制に入って自分がやるのとじゃ全然違うし。

つうか「こーれはさすがに入らないだろー」って位置でやると大成功したり、成功した時と同じ位置でやってるつもりなのに、今度は入らなかったり。な、何が悪いのかわからない……。これじゃ改善しようがない……。どうしよう……。

その後も、日を改めて延々と特訓に付き合っていただき、5回に1回くらいしか入らなかったのが、3回に1回くらいは入るようになりました。ゴブにちらちら睨まれながら。「てめえ、さっきからだまし入ってねえんだよ!」すいません、すいませんゴブさん。でも自分、これが精一杯っす。ホントすいません。

2003/11/12

たった2回の「特訓」を経て、レッツ実戦!
いや……自分でも時期尚早だとは思う。思うけど誘われちゃったし……。まあ、3回に1回くらい入ればいいだろ!このレベルじゃ適当な構成で適当にやってもそこそこ稼げるしな!と、後ろ向きな開き直り方をして野良PTに入ってみたものの。

私がミスって「うああああ」「ああああああああッ」「キィィィィィィィィィィ!」と悲痛な叫びを上げるたびに、

ナイト「すいません;;」
戦士「ごめんなさい;;」

いや、ちがう。キミらじゃなくて悪いの俺だから。キミら何も間違ってない。イッツ俺のミス。

ナイト「すいません、固定下手で……;;」
いや、ちがう。今タゲがズレたのは俺の「だまし」がスカったから。

戦士「すいません、連携繋げられなくて……;;」
いや、ちがう。今連携できなかったのは、俺のマクロがラグで動作しなかったから。

黒「すいません、MB外しました……;;」
いや、ちがう。今そもそも連携成立してない。アリの呪縛で俺のWSが止まったから。

そしてマイペースに「どんまーい^^」「おけー^^」「問題なーし^^」と皆をフォローしまくる白。←この人は全部わかってる。

……だ、だめだ。みんな基本的に誰が悪いのかとか、原因がどこにあるのかが把握できてない。ランク3ぐらいじゃできなくて当たり前だけど。ちがうんだよ!悪いの俺なんだよ!キミらが謝っちゃだめなんだよ!みんな自分に自信を持って!ちゃんとできてるかわからなくて不安な気持ちもわかるけど、みんな何も間違ってないよ!どーせアホな高ランクにずけずけミスを指摘されてヤな思いとかしてきたんだろうけど、偉そうに低ランクに指示する高ランクほど、メインじゃたいした仕事してないんだから!こういう時にしか威張れないの!察してあげて!

つーわけで、ふいだまがスカった瞬間「はーい今のは私がミスしましたー!」「すいませんミスりました!」「ごめんなさいミスです!」と、誰よりも早く謝るための「ごめんなさいマクロ」を数種類、マクロパレットに組み込みました。潔さ満点です。いやあ、シーフってマクロパレットに余裕ありまくりでいいねえ。こんなマクロ入れても、まだパレット空いてるし。

……で、やっぱり3回に1回くらいしか入らないままでした。
んでも、みなさんのステキなフォローによって稼ぎはそこそこ。時給3000くらい。すげえな30台って。1回のPTで余裕でレベル上がっちゃうんだもんな。

そして同日。
「よこだま」不発の原因が解明されるまで今日は寝ないぞ!もうガッチリサチコメ書いて希望出しちゃうぞ!さあ誘え!俺を誘え!そして誘って後悔するがいい!……と、やる気まんまんでサチコメを記入していたら、希望を出す前にお誘いが入りました。しかも同時に3件

おいおい、こりゃいったい何の罠だい?シーフがこんな人気ジョブになったなんて聞いてねえぞ?おまえら一体何を企んでやがる?と同レベル帯をサーチしてみると。

──あ。シーフ俺しかいねえ。

そうか……誰もいないのか………。
超ラッキー!!これなら「あーあ、ハズレ引いちゃったよ」とは思われないぞ!だって俺しかいなかったんだからな!そしてキミたちアンラッキー!今、この時間にレベル上げしようとした自分の不運を存分に呪ってくれたまえ!

「よこだま苦手ですが、よろしければお誘いください」と書くつもりだったサチコメの最後の一行を「よろしけれ」まで書きかけたところでバックスペースキーで一気に消し去り、何食わぬ顔でレベル上げPTに潜入成功。いんだよいんだよ。言わなきゃわかんねえよ。失敗したら謝ればいんだよ。誰でも最初は初心者なんだしよ。←O型特有のおおらかさと適当さ。

今度のPTはランク7~10と、平均ランクは高め。これならメインシーフの1人や2人いるかもしれない。ようし、本職からのツッコミもといアドバイスに期待しよう!何かが得られるかもしれない!

狩り始めて30分。私が「たぶんこんな感じよこだま」を華麗に披露し、果敢に失敗していると、さっそくメンバーからツッコミが入りました!

「それ向き悪いよ」

……向き?(きょとん)
向きが悪い……そう言われれば、若干敵の方を向いてるかも。もっと盾役の方を向いてた方がいいのかしら?えーと。──えい。

でけた。

あ、あ、あ、今成功した。すげえキレイに入った。
いや、でも偶然?偶然かもしんない。だって今までの成功パターンて全部偶然だったし。えーと。盾役をまっすぐ見つめながら。──えい。

……なんだこれすげえ簡単じゃん。

指摘どおりに向きをちょこっと変えただけで、その後は一度もよこだまを外すことがなくなりました。ありがとう!ありがとう!何で今までだめだったのか、全ての謎が解けたよ!俺、「敵見すぎ」だったのな!ランク高い奴はすげえな!指示が的確だよ!これで「ごめんなさいマクロ」を削除できるよ!

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