白AF2のかわいい赤いおくつを履きたいので、白のレベルを上げることにした。
赤いおくつの装備レベルは、52。52までに必要な経験値はえーと7800+10000……17800?なーんだすぐじゃん!あっという間じゃん!(麻痺してる)
軍師コート+ミスラ種族脚+白AF足ってきっとすごくかわいいよねー。ねー?ってなわけで、私のレベル上げのモチベーションは、常に「××を装備したい」というだけなんだが、ゲームの楽しみ方としてはどうなんだろう。なんかちょっと間違ってるような気もしてきた。
POP即釣りされて入ったPTは、戦・暗・モ・黒・赤・白(俺)という、なかなか理想的な構成。いや、朝の4時という特殊な時間帯を考えると、もうこれ以上ないくらい奇跡的に理想的なステキ構成と言ってもいいだろう。
「こんな時間なのに、いいPTに拾われちゃったな」と思いながら、集合場所のジュノ港に移動してみると。
──ぞく。
あ……なんか今、悪寒が……。
あれ?なんかちっこいのが……。ちっこいのがわらわらいるよ……?なんでこんなにちっこいのがたくさん……?
一見理想的に見えたPT構成は、実は「戦(タル)・暗(タル)・モ(猫)・黒(タル)・赤(タル)・白(猫)」という、ふんわりやわらか☆タル猫混合PTだったことが判明。言われるままに港まで来てみたけど……えーと、まさか、要塞でコウモリとかやるつもりだったりするのカシラ?
リーダー「狩り場は要塞で。コウモリ・カブト狙いでいきます」
──ふっ。
あ……なんか今、死の香りが……。
コウモリの「ジェット」くらって、ぱたぱた即死するタル戦とタル暗の姿が脳裏をよぎったような……。どうしよう。これ、死人出さない自信ねえわ……。
ものすごく急用を思い出したい気分にかられながらも「タル黒とタル赤もいるし、後衛3人で回復すれば間に合うかな」と思ったのがそもそもの間違いでした。
他人に期待しちゃ、ダメ!絶対。
弱体入れてリフレシュくばるのに忙しい赤と、MBのタイミングを見計らうのに必死な黒には、回復フォローする余裕など一切ないらしく、ケアルヘイトでぼっこぼこに殴られまくる俺。や、やばい。ケアルⅡとケアルしか使ってねえのにタゲとりまくってる。これ、前衛が死ぬ前にケアルヘイトで俺が死ぬんじゃねえか。しかもコウモリさんてば、私がタゲとった瞬間を狙ってジェットかましてくださるし。わあ、今ぼく、残りヒットポイント一桁になったよー。すげー、生きてる方がふっしぎー。
そんな死の危険がべったり隣に張りついたまま戦い続けること数十分。ついに恐れていたことが現実になった。
コウモリさんのジェットスクリーム→タル暗に689のダメージ!
タル暗はコウモリさんに倒された……。
わあああああー。ごめんよおおおお――って、これ俺悪くない。悪くねえよ。こんなん回復間に合うわけねえじゃん。ケアルⅣでも無理だっつの。つーかタゲ向いてるのにバーサク+ラスリゾ+暗黒っておめえ、白にケンカ売ってんのか?殺すぞ?死んでるけど。
んでも悔しいので、前衛のヒットポイントは1ドットも減らさない勢いでケアルケアルケアルケアルケアル。ぼこぼこ殴られて何度も死の淵をさまよいながらもケアルケアルケアル。
コウモリさんのジェットスクリーム→タル戦に523のダメージ!
タル戦はコウモリさんに倒された……。
わあああああー。ごめんよおおおお――って、これ俺悪くない。悪くねえだろ。だって今、残りMP14しかねえし。どうにもなんねえっつの。つーか、なに300近くもMP余らせてんだよそこの赤と黒。おめえら揃いも揃ってボンクラか?白の残MP量くらい見てろや。タル戦にジェットの構えがきたら女神使えとでも言うのか貴様ら。
コウモリさんのジェットスクリーム→猫モに897のダメージ!
猫モはコウモリさんに倒された……。
わあああああー………………っておい。そこの猫。なんでタル暗よりくらってんだ貴様。897?なんだその天文学的なダメージ量は。思わずログ何度も見直しちゃったぞ。……って、今ログ見て気づいたけど、なんで「かまえる」なんか使ってんだよ!かまえるなよ!そんなに死にてえのかよ!
んでその後も、ケアルヘイトで私が1回、精霊でヘイト稼ぎすぎた黒タルが1回、ジェットの餌食と相成りました。うふふふ。最初に想定した「最悪の事態」をはるかに上回る結果になってるよ。白やってて、こんなに死人出したのはじめて。うふふふふ。